こんにちは。ヒーラー・ヴィーガンパティシエのShioriです。
もうすぐバレンタインですね。
この時期、パティシエはクリスマスに続いて忙しい季節なんですが、チョコレートを作るために温度管理するのでキッチン内が本当に寒いです。やや殺意を感じつつ、チョコレート菓子作りに励んでいます。笑
街では「こんなに世の中にはチョコレートがあるのか!」と思うくらいどこに行ってもチョコレートが並んでいます。いろんなお店が集まってチョコレートの催事をしているところもありますよね。最近はどこへ行っても本当にオーガニックやフェアトレードのものが増えてきてオーガニックなものが好きな私はワクワクしています。
さて、今日はチョコレートの季節にぜひ作って欲しい簡単ヴィーガンチョコレートトリュフをご紹介します。特別にレシピも載せますね〜。すぐできて簡単、普通の室温で作って大丈夫ですよ。ご安心ください。笑
バレンタインの贈り物にもどうぞ。
温度管理なしで簡単!ヴィーガンチョコレートトリュフ
テンパリングなしで作れます!(ここ重要!笑)
私、パティシエだけどチョコレートのお菓子作るのはあんまり好きじゃないんです。なぜならテンパリングが面倒だから!
チョコレート菓子は温度管理が欠かせません。テンパリングは美味しさの秘訣で様々な方法がありますが、温度を45度、28度、30度の順にゆっくり変化させて、チョコレートを滑らかにする工程です。
これが上手にできると舌触りもよく、見た目もツヤっとしたチョコレートができます。失敗すると舌触りもイマイチで、ツヤがないものになってしまいます。
だから大切な工程なのはわかるんですけどね、面倒でやりたくないんです。きっと皆さんも同じだろう、ということで(笑)今日はテンパリングなしのチョコレート菓子をご紹介します。ヴィーガンチョコレートトリュフです。
レシピと作り方はこちら。
材料(トリュフ6個分)
チョコレート100g
無調整豆乳40g
シンプルにこれだけです。材料の少なさからして簡単そうです。
こちらを使いました。このあとご紹介するGEPA社のチョコレートとマルサンの有機豆乳です。
作り方
1、まずは湯煎の準備をします。浅くて大きめのフライパンにお湯を張ります。
2、お湯を温めている間にチョコレートを溶かしやすい大きさに砕き、ボールに入れておきます。大きさは親指の爪くらいでオッケー。
3、湯煎でチョコレートを滑らかになるまで溶かします。豆乳も同じように人肌まで温めます。人肌は自分の腕を触ったときくらい温度です。36℃くらいですがそんなにあったかくないので注意です。お風呂だと寒いくらいの温度です。
こんな感じで一緒にできたら楽ちん。
4、チョコレートに豆乳を少しずつ加えます。ホイッパーで混ぜながら合わせていき、滑らかになるまで混ぜます。
5、冷蔵庫で1時間ほど冷やして、丸く形成します。
6、ココアパウダーをかけて完成です。
4のすぐ後に型に流して冷やした後、カットすると生チョコ風。こっちのが丸めるよりも簡単かも!
ポイント
注意するのポイントは湯煎をするときに火は消すこと。ゆっくりと溶かすのが大切です。
また、豆乳を人肌に温めること。チョコレートは急激な温度変化に弱くて分離してしまうことがあります。
あと、豆乳を合わせるときは湯煎から降ろしてくださいね。もし「固まってきて混ぜずらい!」と感じたら少しだけ湯煎してやわらかくして、様子を見ながら混ぜてみてください。
フェアトレードのパイオニア GEPA社のオーガニックチョコレート
今回使ったのはこちらのチョコレート。フェアトレードのパイオニアと言われるGEPA社のオーガニックチョコレートです。トリュフには上から2番目のオーガニックダークチョコレートを使いました。
(ちょっと写真ブレててすみません。。もう食べちゃったから撮り直しできませんので、ブレてない写真はおもちゃ箱のオンラインストアで!笑)
ゲパ社は1975年にドイツに設立され、創業以来40年以上に渡ってフェアトレードの最低基準を大幅に超えた活動に取り組んでいます。
一般的には製品に対して20%、フェアトレード認証のオーガニック原材料を使うことでフェアトレードと呼ぶことができます。
でもGEPA社のチョコレートは65~100%の高配合。また「全商品乳化剤は一切使わない」という徹底したこだわり、、。すごいですよね。
香り、味、コク、酸味のバランスが良く、世界中のカカオの中でも毎年5%ほどしか採れないといわれている「ファインフレーバーカカオ」を使用したチョコレートです。
まずはそのまま食べてみたのですが…本当にバランスが良くて上品で美味しいです。
しかも、それぞれフレーバーやシリーズによって使っているお砂糖が違うんです!私も普段から作りたいお菓子のイメージに合わせてお砂糖の種類は変えるのでかなり興味深いポイントです。(マニアックかなw)上の写真だと上から黒糖、きび砂糖、マスコバド糖を使用しています。
私は、一番下の70%のチョコレートが一番好きです。雑味のないクリアな味、かつ、しっかりとコクがあって、チョコレートが口の中で溶けた後の余韻が素晴らしかったです。
こちらの小さめのサイズはミニシリーズというラインナップで、写真にあるシンプルなチョコレートのほか、果物やヨーグルトを使ったホワイトチョコレートや塩キャラメルなど個性的なフレーバーが楽しめます。GEPA社は乳製品もオーガニックのものを使用する徹底ぶり。ぜひ試してみてください。
バレンタインの思い出。女の子の初恋の人はお父さん?
そういえば、初めてバレンタインをあげたのはお父さんでした。自分の顔より大きいハート型の方にチョコレートを溶かして流したのを覚えています。
みなさんはバレンタインの思い出ってありますか?
女の子の初恋の人はお父さんってよく言いますよね。初めてバレンタインをあげたのはお父さんだって女性は結構多いんじゃないかと思います。
お父さんは社会への扉
ちょっと心の話をすると、心理の世界では母親との関係を通して愛や人間関係、父親との関係を通して社会との関係を学ぶと言われています。
私は父が社会や仕事に対して感じていることをそのまま無意識に取り込んでいました。だから仕事や社会に対して父と同じ感覚を持っていたんです。
特に教わったわけでもないのにさすが親子です。ちなみに、ちょっとネガティブなものだったので変えておきました。笑
「自分らしく自由に働く」とか「好きを仕事に」を考えるときは父親との関係を見直すのもいいかもしれません。
「えー、私が受けた親の影響ってどんなかな?」「この影響を変えたい!」なんて方はぜひご相談ください。ヴィーガンスイーツ食べながら心の話をするマニアックな会などしてます。
では、美味しいバレンタインをお過ごしください。
♥ 追加