こんにちは!LTLメンバー管理栄養士の櫻井麻衣子です。
私はもともとコーヒーが好きで、今まではほぼ毎日コーヒーマシンで淹れて飲んでいましたが、去年末からフレンチプレス(コーヒーを淹れる器具)が欲しくなり、迷い続けた末にやっと先日購入してしまいました♪
ただコーヒー好きなわりに、カフェインに敏感すぎるため飲みすぎると脈が上がり(カフェインは交感神経を刺激する働きがあるので、適量なら程よい元気が出るところでとどまるのですが。)その後の脱力感が激しく、また夕方以降に飲んでしまうと眠れなくなるなどがあって飲む量やタイミングには気をつけています。
そんなこともあり、今度はカフェインフリーのコーヒーに注目するようになりました。
管理栄養士も知らなかった!カフェインフリー(ノンカフェイン)コーヒーとデカフェの違い。またその種類とは?
カフェインフリー(ノンカフェイン)のコーヒーには今まで全く興味がなかったため、まずは情報収集をしてみることにしました。
すると、本当にいろんな種類のカフェインフリー(ノンカフェイン)コーヒーやデカフェがあり、管理栄養士としてはお恥ずかしい話しではありますが、そもそもノンカフェインコーヒとデカフェが一般的に別物として定義されているということを初めて知りました。
まず、カフェインフリー(ノンカフェイン)コーヒーはカフェインが入っていない食物からコヒーのような風味の飲料を作り出したものを呼んでいることが多く、ライ麦などを使って作る穀物コーヒーやたんぽぽの根から作るたんぽぽコーヒーがそれにあたります。
それに対してコーヒー豆からカフェインを取り除く方法で作られた場合には、デカフェと呼ばれていることが多く、そのため微量のカフェインは残ります。(カフェインがゼロではないということです。)
レストランなどで出されるのはこのデカフェが多く、外苑前にあるネトルというレストランで頂いたデカフェは、オーダーを間違えてコーヒーを出されたのかと思うくらい美味しくて印象的でした。
店員さんにきいたところ、業務用ネスプレッソのシリーズで出されているデカフェだそう。
ちなみにカフェインレスという言葉もあり、もともとの語源でいうと「レス」とは「無い」という意味になるので、カフェインフリー(ノンカフェイン)と同じ扱いになると思いきや、それだけでなくコーヒー豆からカフェインを取り除いた商品(いわゆるデカフェ)をカフェインレスコーヒーと呼んでいるものもあり、カフェインレスコーヒーは多様に使われている印象です。
ただこれらは全て「現状そういった傾向にある」というだけで、日本ではコーヒーのカフェインについて国で定めた表示基準などはないので、数年後はこちらで紹介したものは変わっているかもしれません。
せっかく飲むならノンカフェインの穀物コーヒーに挑戦!まずはスイスのオーガニックブランド”ナチュラータ”のオーガニックスペルトコーヒー
そこで、まず私が試したのは穀物コーヒーです。
こちらはスイスのブランンド”ナチュラータ”のオーガニックスペルトコーヒー
原材料は「有機スペルト小麦と有機チコリ」と、オーガニックの原料を使用していて、インターネットで見るとグルテンフリーの記載もあります。
さっそく淹れてみましょう。
【熱湯200mlに対してコーヒーを2g】
飲んでみると香ばしくすっきりとした味わい。口全体に含ませると、ほのかな苦みと穀物の甘みを感じ、コーヒというより私は麦茶を連想してしまいました。
同じ割合でホットミルクと豆乳でも作ってみましたが、どちらでもよく溶けるので作りやすく、さらに優しい味になりました。
同じ穀物コーヒーで飲み比べ!ドイツのオーガニックハーブブランド”レーベンスバウム”の穀物コーヒーも試してみました。
原材料による味の違いも気になったので、ドイツのオーガニックハーブのブランド”レーベンスバウム”のオーガニック穀物コーヒーも試してみました。
原材料は、「有機ライ麦、有機麦芽、有機大麦、有機イチジク」こちらも全てオーガニックです。
では、淹れてみましょう。
【熱湯150mlに対してコーヒーを2g】
ナチュラータと同じく香ばしい香りがします。味は深めでコーヒーのような少しの苦味とほんのり感じる酸味があります。
見た目は2社ともコーヒーで、お湯に溶かすのも溶けやすいのでスプーンで混ぜなくても良く溶けていきます。
体と相談しながら使いたい、家族みんなが安心して飲めるカフェインフリーコーヒー。
同じ穀物コーヒーでもこれだけ味が違うので、たんぽぽコーヒーやデカフェも色々と試してみたくなりました。とても面白い世界です。
カフェインという栄養素はメリットデメリット色々あります。
お好みのカフェインフリーコーヒーを見つけて、その時々に応じてコーヒーと使い分けてみてはいかがでしょうか。