はじめまして、モデル・フードコーディネーターの川島令美です。
この度オーガリーの記事を寄稿させて頂くことになりました。
まずは自己紹介から
19歳よりモデル、女優としてキャリアをスタート。
現在は並行し、料理研究家として各種出版・WEB媒体・企業へのレシピ考案やフードコーディネート、飲食店舗のメニュー開発などを行なっています。
モデルとしてかねてより関わる日本ボディスタイリスト協会にて、食学科の立ち上げに参画・企画立案を行い、食学科顧問に就任。
国際中医薬膳師の知識を元にした、セミナー講師・ビューティーレシピの提案。一児の母として、素材の味を活かした家族のための食の提案もしています。
肌荒れに悩む20代
職業柄、不規則な生活を送り、20代は肌荒れの絶えない日々でした。
メイクをして頂く機会も多いのですが、肌が弱くアレルギー体質のため、その当時は使用する化粧品によっては、すぐに反応して、肌荒れを起こしてしまったり。
女性特有のPMS(月経前症候群)も当時はひどく、肌荒れを起こしている事がストレスになり、メンタル的にもさらに追い討ちをかけられるような状態でした。
この頃、家族の介護もあり、20代の終わり頃から自宅での食事を気にかけるようになります。
母のためにしていた食事管理が、自分にも返ってくる事が多くある事に気が付き、食生活からの改善を考えるように。
そしてしばらくしてから、美容関連のイメージモデルをさせて頂く機会に恵まれ、東洋医学をベースにした協会の所見に触れ、「医食同源」という考えに興味を持ちはじめ、お料理や薬膳のお勉強をはじめるようになります。
食生活から、肌荒れやPMSの改善を実感するようになったのも、思い返してみればこの頃からです。
そういったことをブログなどメディアで発信しているうちに、雑誌でお料理のコラムを持たせて頂くなど、少しづつ形になっていき、さらなる知識、経験を深め、現在の料理研究家に至りました。
妊娠・出産で感じる、心地よいオーガニックのある暮らし
肌荒れの改善を実感できるようになった30代は、イレギュラーなお仕事での不規則な生活や睡眠不足も、自分でコンディションをコントロールし、ベストな状態を平均的には保てるように。
そして30代を過ぎた頃からお付き合いをしていた方と結婚に至り、37歳で出産、現在一歳になる男の子に恵まれました。
普段の食生活は継続的に気にはかけていたのですが、「お腹の中にいる」我が子のことを考えたとき、「食べるモノ、肌に触れるモノの質」に、より目を向けるように。
私の口にした物が、そのままへその緒を通って、そして出産後には母乳として、子供に伝わる。
どんな栄養を摂って、どんな状態で育てられたものを口にした方が良いのか…。
オーガニックの考えがより身近で、リアルなものになりました。
私にとってのオーガニックは、家族との「心地よい暮らし」の中にあるものです。
子供を通して、そしてもちろんいつまでもキレイで在りたいと思う一女性として、ストイックになり過ぎない、私なりのオーガニックのある暮らしをこちらではお伝えしていきたいと思っています。
♥ 追加