こんにちは、自然療法スペシャリスト 石綿めぐみ です。
空気が乾燥したり気温が下がる季節は体調も崩れやすいもの・・・
風邪やインフルエンザ予防対策としてよく”うがい・手洗い”をしましょう!といわれていますが
ちゃんとうがい手洗いをこまめにしてるのに、それでものどがイガイガしたり痛くなることありませんか?
わたしがおすすめする感染予防ものどが痛い時にも簡単で安心なのどケア方法・・・
紅茶を愛する国イギリスで知った「紅茶うがい」 をご紹介します!
東洋の万能薬と呼ばれていた「紅茶」は飲むだけじゃもったいない!?
今や紅茶といえばイギリス。イギリス人の生活に欠かせない飲み物となっていますが、はじめてポルトガルからイギリスに紅茶が伝わったのは16世紀。
その頃は紅茶は嗜好品ではなく「東洋の万能薬」として扱われていた歴史があります。
しかもエビデンス もしっかりあり、何百年も前から伝わる自然療法だったのです。
わたしも以前イギリス人の同僚らが飲んでいた紅茶をそのまま持って洗面台に行くのをみて、はじめは”?”と驚きましたが、親子代々伝わっているのどケア健康法だと紅茶の成分パワーについて聞いて納得。
紅茶うがいは、ガラガラ〜とのどの奥でうがいをするようにしてペッと吐き出す方法。
目安はティーカップ1杯の紅茶を、5~10倍に薄めた濃度でうがいをすること。
(口に含みマウスウォッシュのようにするのは×)
なかなかうがいができない時におすすめなのが、飲みうがい!
数分毎に一口でも紅茶を飲むことを繰り返すだけの簡単な方法で、紅茶がのどや食道を通る過程で付着している細菌やウィルス菌が胃へ洗い流されます。
(胃へ流れ落ちた細菌やウィルス菌はほとんどが胃酸により死んでしまいます)
※ちなみに紅茶は出がらしでもOKですが、ミルクや砂糖を紅茶に入れるのはNG!
わたしは飲みうがい用でもうがい用でも両方に良いようにオーガニック紅茶にレモンやハチミツを入れるのがお気に入りです^^
レモンには免疫力UPと抗炎症に◎なビタミンCが、ハチミツには抗菌作用があるのでダブルでおすすめ。
予防のはずが逆効果?うがい薬やのどスプレーで体調を崩しやすくなる><
殺菌作用のある一般的なうがい薬やのどスプレーの多くは、ヨウ素(ポピヨンヨード)を含んでいます。
うがい薬やのどスプレーも傷薬(消毒液)として販売されているヨード液と同じ成分であり、濃度の違いで濃いものが傷薬消毒液に、濃度が薄いものがうがい薬やのどスプレーになります。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンへ影響するもので過剰摂取すると甲状腺機能を低下させてしまう危険性もあるので使用する際は体内に吸収されるので頻度や量に注意が必要です。通常15~30倍に薄めて使用するうがい薬ですが、濃度を濃くしたり原液のまま使用することは絶対に避けましょう。特に甲状腺疾患をお持ちの方の使用については、使用前にかかりつけ医や薬剤師へ相談しましょう。
ヨード液のうがい薬やのどスプレーは、のどのバリア的な役割をしてくれている常在菌(常在する良い細菌)も一緒に殺菌してしまうことで逆にバリアがなくなったのどへの細菌やウィルス菌の侵入をしやすい状態になったり、のどの正常細胞や粘膜を傷つけてしまう”逆効果”になる可能性もあります。
安全でかつ効果的な東洋ーイギリスに伝わる自然療法「紅茶うがい&飲みうがい」もオーガニック紅茶で日々をちょっと優雅に美味しく♡楽しみながら風邪やインフルエンザ予防&のどケアとして是非お試しください^^
自然療法スペシャリスト
石綿めぐみ