こんにちは。植物療法士の壷谷かすみです。
あっという間に5月が終わりそうな今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
心地よく爽やかな五月晴れの日もあるかと思えば、夏のように日差しが強く蒸し暑い日もあり、あっという間に梅雨が来そうですね。
乾燥の季節が終わり、だんだんと湿気の多い季節へ。
そうすると気になるのが…!家のお掃除!
冬の間は乾燥してくれていたお風呂場もなかなか乾かずジメッとしたり、
カビが生え始めたり、トイレやゴミ箱などのこもった匂いが気になったりと
いろいろありますよね。
そんな時にオススメの精油を使ったお掃除スプレーの作り方をご紹介します
作り方といっても、材料を容器に入れて振り混ぜるだけです✨
今回使用する reMio エッセンシャルオイル
今回はreMioというスキンケアブランドの精油を使用してみました。
reMioといえばアルガンオイルやカレンデュラオイルが人気ですが、精油もあります。アロマセラピーでよく使われる代表的、ポピュラーな精油20種類が揃っています。
もちろんどれも100%ピュアエッセンシャルオイルであり、
有機農園で栽培された植物を使用して抽出されています。
今回使用したのは左から
・ペパーミント(Mentha piperita)
・ティーツリー(Melaleuca alternifolia)
・ユーカリグロブルス(Eucalyptus globules)
の3つです
どれも抗菌、抗真菌作用の高い精油です。
ところで、なぜ精油に抗菌や抗真菌作用があるのか、ご存知でしょうか☺︎
植物は動物のように危ない時に避けたり逃げたり場所を変えたりできません。
そのためその植物にとっての天敵(主に虫など)の攻撃から身を守るために、あるいは反撃するためにその体の中に自ら化学物質を作り出します。
(防衛以外にも繁殖のためにも様々な化学物質を植物は作り出しています。)
精油は”エッセンシャルオイル”という名前からもわかるように
植物の化身とも言える植物のエッセンスが詰まった液体です。
その植物自らが自然の中で生き延びるために作り出した化学物質が、抗菌、抗真菌作用となって働いてくれるのです。
それを人間は使わせていただいているので、まさに”自然の恵み”であり、本当にありがたく大切に使わなくては、と改めて感じますね?
という訳で本題から逸れましたが、植物から抽出された精油はどれも自然界で生き抜くための抗菌作用を多かれ少なかれ持っているので、上記以外の精油であっても、お手持ちのものや好きな香りでもOKです。
精油入りクエン酸スプレーの作り方
それではお掃除スプレーの材料はこちら
材料
・クエン酸 小さじ1
・精油 20滴
・無水エタノール 20ml
・精製水 180ml
・(できれば遮光タイプの)スプレーボトル
今回ティーツリー10滴、ユーカリグロブルス6滴、ペパーミント4滴で
計20滴にしました?
全て同じ精油でもいいですし、ブレンドしてもいいと思います。
これら材料をスプレーボトルに入れて、シャカシャカ軽く振り混ぜて完成です。
精油は水に混ざらない親油性ですので、先に無水エタノールと精油をボトルに入れて軽く振り混ぜてから、クエン酸と精製水を入れたほうがより良く混ざるのではないかなと思います。
どんなところに使える?
クエン酸自体は酸性ですので、アルカリ性の汚れに効果があります。
水垢や石鹸カス汚れ、タバコの匂い、トイレの黄ばみなどのお掃除、
そして殺菌・消臭に使えます。
詳しくは使用するクエン酸の説明書きを見てみてください✨
精油をプラスすることで、より殺菌・消臭効果が高まるのです。
今回はクエン酸でご紹介しましたが、
お掃除の定番・重曹に混ぜて使うのもオススメです!
ぜひ梅雨のジメジメを乗り切るアロマのお掃除スプレーを活用してみてください♪
♥ 追加