こんにちは、自然療法スペシャリスト 石綿めぐみ です。
”オーガニックを選ぶ=健康のため”
私たちの毎日の健康に関わる重要な役目がある食事/食べ物。
もし”全てオーガニックにすべき”と前提にしている場合、
オーガニックが近所で手に入りにくい環境、、、
普通の食材に比べて値段が高め、、、
オーガニックに対して家族やパートナーの理解が薄い、、、など
オーガニックライフに対してハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
でも・・・
上手な選び方をすれば食材全てをオーガニックにしなくてもOKなんです!
全部じゃなくてもいいと思うだけでも、オーガニックライフへのハードルが一気に下がりませんか?
まずは意外と知らないオーガニックの基準やオーガニックでなくてもOKな食材のことを知ることで
カラダにも家計にも優しい食材選びに役立つ知識になることでしょう!
オーガニックの基準3つのオーガニックゾーンとは?
ORGANIC/オーガニックは、各国の農薬と定められた農薬使用が
”0か100か”ではなく、その農薬を何%使用しているかという割合で定められ
大まかには下記の3つのオーガニックゾーンに分けられてオーガニック市場に出ています。
<3つのオーガニックゾーン>
● 95〜100%が農薬・化学肥料不使用
0〜5%未満で農薬が使用されている食材、原料、成分のもの
※自然栽培と呼ばれるものは、化学肥料も農薬も不使用の自然環境(太陽/土/水のみ)で栽培されたもの。
▲ 79〜95%が農薬・化学肥料不使用
大体30%未満で農薬が使用されている食材、原料、成分のもの
■ 70%以下が農薬・化学肥料不使用
生産者側は30%以上の農薬が使用されている食材、原料、成分のもの
しかも多くの”オーガニック”と呼ばれるものが占めているのがこの■ゾーン!
オーガニックが全て農薬0%不使用な訳ではないけれど・・・
農薬を使用していても”オーガニック”と呼ばれている事実に驚いたかもしれませんが、
一般の市場に出ている食材にはオーガニック品よりもっと多く農薬や化学肥料は使用されています。
でも食材に付着した残留農薬は、水や残留農薬除く用洗剤などで洗い流す、食材の皮を剥く、茹でるなどの調理法の工夫さえすれば私たちの手である程度は取り除くことも可能です!
それでもオーガニックをおすすめする食材
一般的に以下の食材は、化学肥料や農薬散布回数量が多く残留農薬量も高めとされるので、”オーガニック”をおすすめする食材です。
○ りんご
○ いちご
○ ほうれん草
○ ぶどう
○ セロリ
○ 桃/ネクタリン
○ ピーマン、獅子唐、パプリカ
○ キュウリ
○ トマト、ミニトマト
○ ジャガイモ
オーガニックは気にしなくてもOKな食材
一般的に以下の食材は、農薬散布量や化学肥料が少なくても育ち残留農薬量が少ないので、オーガニックであることを気にしなくてもいいといわれる食材です。
● アボカド
● トウモロコシ
● パイナップル
● キャベツ
● 玉ねぎ
● なす
● アスパラガス
● ブロッコリー
● カリフラワー
● サツマイモ
● キウイ
● メロン
● グレープフルーツ
● マンゴー
● パパイヤ
※これら食材リストについては海外のEWG’s (USDA)2018年Shopper’s Guide testより引用。
全て食べるための食材・・基本は栄養のバランス
もちろんどんな質の食材を選ぶかも大切ですが、
私たちの健康なカラダを作るのに欠かせないことは、食べ物から得られる”栄養素”です!
オーガニックにこだわり過ぎて食材選びが偏らないように
オーガニックの基準や食材リストも参考にしつつ、
旬のものや新鮮なものを美味しく味わうことも忘れないで
楽しみながら上手に ”食材選び” をしていきたいですね^^
自然療法スペシャリスト
石綿めぐみ