こんにちは、自然療法スペシャリスト 石綿めぐみです。
この時期に多くご相談いただくのがアレルギー症状のひとつ”花粉症”
普段の生活の中で少しでも症状を軽減して、美味しいものを食べてお花見だって楽しみたいですよね、、、
今回はわたしが自然療法スペシャリストとしてどの国のクライアントさんにも口を酸っぱくしてアドバイスしていることと注意点をご紹介します^^
花粉症は自己免疫の過剰反応!でもどうして起こるの?
アレルゲン(=アレルギーとなる要因/原因の物質)となるような物質に免疫機能が反応しアレルゲンを排出しようとしてヒスタミンを活性化させ、くしゃみ、鼻水、涙、腫れ、痒み、発熱などの症状を出させます。
身を守る防衛システム(免疫機能)が私たちには備わっており健康を維持してくれている訳ですが、
問題なのは本来人体にそれほどの危険性がないものや量に対しても免疫機能の不調によりアレルギー症状を強く引き起こしてしまうことです。
そのアレルゲンが花粉の場合であれば、花粉アレルギー症ということですね。
アレルギー症状で処方される一般的な薬は抗ヒスタミン剤やステロイド剤を含むものが多いですが、眠気などの副作用があったり体質に合わない方もいらっしゃいます。
※ただしアナフィラキシーショックや過剰なアレルギー反応が出た場合は、自己判断はせず速やかに医療機関で適切な処置を受けるようにしてください。
健康を取り戻す3つのポイントとは?
○ 飲み物に気をつけよう!
アレルギー症状で出てくる鼻水、涙などの体液は水分です。また尿などの排泄物からもアレルゲンを体外へ排出します。こまめな水分補給はスムーズにアレルゲンを排泄することに繋がるので水(常温水)を飲むこと。(目安1.5L〜/日)
コーヒー、紅茶、お茶、コカコーラ、ジュース、エナジードリンク(栄養剤)などカフェインや砂糖を含む刺激のある飲み物を飲まないもしくは頻度や量を減らすと、特に湿疹や痒みや肌荒れの症状の緩和に繋がることが期待できます。
※お子様や腎臓などの臓器障害をお持ちの方は専門医に指示を仰ぎ水分摂取量にはご注意ください。
○ 腸内環境を整えよう!
私たちの腸内には善玉菌と悪玉菌と日和見菌が存在して共存しているのですが、善玉菌と悪玉菌で善玉菌優勢なバランスが腸内環境が良いという状態です。日和見菌は優勢な方と同じような働きをするのでこの2つのバランスが大切です。
私たちの身体に良い影響のある微生物である善玉菌は、腸内環境を整える働きをしてくれます。
善玉菌も種類が多くありますが、例えばビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌などはよく知られていますね!
私たちの腸内環境は、食事のバランスが悪かったり、不摂生にしていたり、心身のストレスからでもすぐに悪玉菌が優勢になりやすい環境になってしまいますので、常日頃から善玉菌を取り入れることをおすすめします。
○ ビタミンC を積極的に摂取しよう!
ビタミンCには、ナチュラルな抗ヒスタミンの作用があり特にアレルギーによる症状や炎症を抑えてくれるので◎ (セルフケアの目安は1,000mg/日)
食べ物にもビタミンCは含まれます。ただビタミンCは水溶性なので、一気に摂ったり一定の身体が吸収できる量を超えて摂取した場合は尿など老廃物と共に体外に排泄されてしまいますので、食べ物でもサプリメントでも1日に何回にも分けて摂取する必要があります。
花粉症をお持ちの方、野菜や果物を摂る場合も注意が必要!
野菜や果物の中にも花粉症をお持ちの方ですと、口腔アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
※口腔アレルギー症状は、喉の粘膜、口、唇に痒みや腫れイガイガするなどの不快感がでたりします。
そこで個人的におすすめなのはサプリメントです。
ビタミンCのサプリメントだけでも色々な種類のものがあると思いますが、1日に何度も摂取するのが難しいまたは面倒な方や、胃が敏感な方にもおすすめなのは、身体の中でゆっくり溶けて吸収しやすく胃に優しいタイムリリース(エスターC)加工がされているものがよいでしょう。
アレルギー症状が出やすかったり花粉症でお悩み中の方、この3つは私たちの免疫機能を正常な働きへと導き、不調を自分で整える自然治癒の力を強めてくれるとても大切な基本でもありますので、是非お試しください^^
石綿めぐみ
※上記3つのアドバイスは、瞬間的に症状に大きな変化がでるのをお約束するものではございません。あくまでも個人差があり数日もしくは数週間と崩れた体調を取り戻すのにある程度の期間がかかる場合もございます。
また、しっかりアレルギー体質を改善したいという方やアレルギー症状別に自然療法でのケアをご希望の方は、セルフケアではなく自然療法の専門家にご相談されることをおすすめいたします。
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