こんにちは、自然療法スペシャリスト 石綿めぐみです。
その昔から薬草ハーブを焚いて出る”煙”で心身や空間のエネルギーを清める
スマッジング(Smudging)と呼ばれる浄化の方法はご存知ですか?
スマッジングは、ハーブを焚いてでる煙によってその空間の気の流れが良くなる
心身が軽くなった、身につけているものの邪気払いなどエネルギー的な
ヒーリング効果も期待できる浄化術としても有名で、
一見怪しげ、魔法っぽい・・・と思われることもあるようですが
ハーブからでる煙は”メディカル スモーク=薬効的な作用が期待出来る煙”として
空気中に存在する様々なバクテリア菌への抗菌作用が科学的にも証明され
ノンケミカルでナチュラルな抗菌方法として世界中で注目を浴びています。
ハーブの力で場も身も清めていた伝統的な浄化法
メディカルスモークで代表的なスマッジングハーブは、
『ホワイトセージ/Salvia apiana 』
乾燥させたホワイトセージの葉っぱを使用します。
(写真のように束になっているものや葉っぱだけのものも有)
ホワイトセージの煙(メディカルスモーク)には空気中に存在するバクテリア病原菌の94%を減少させると科学的証明があるほどパワフル!
また、古代から先住民族の文化(ネイティブアメリカンなどの先住民族)シャーマン、ヒーラーの方々が神聖な儀式の前などに心身と場のお清めに用いるスピリチュアルな役割もあることから”神聖なハーブ”とも呼ばれているハーブでもあります。
実際に、わたしはトイレやバスルームを含んだ住居空間だけでなく、
車内のクリーニングの際にもホワイトセージを焚いています^^
※ちなみに一般的によく知られているセージは、Salvia officinaris/コモンセージという種類でハーバルティーとして飲まれるものや地中海エリアの料理(特に肉料理)に欠かせないハーブ。他にアロマテラピーで使用されるのはSalvia sclarea/クラリセージという別な種類の精油で、今回ご紹介している煙のベネフィットがあるのは”ホワイトセージ”ですのでお間違えなく!
実は菌よりも危険!抗菌、消臭、芳香剤による健康への害・・・
近年では清潔にすることが無菌のようなイメージが定着し、過剰に殺菌・抗菌しすぎる傾向にあり、そのせいで私たちの体に異変も起こっています。
シュッと吹きかけるだけで抗菌消臭できると謳っている製品や室内、車内の消臭剤や芳香剤などの多くには、健康に害を及ぼす「有害ダスト」と言われるケミカル薬品が含まれています。
頭痛、めまい、咳や喘息、痒みや湿疹などの皮膚疾患、アレルギー症状などを引き起こすトリガー(要因)となることもある有害ダスト。
(わたしも芳香剤で吐き気や喉の痛みが起きることもあります、、、)
清潔を保つことが良いことで健康のためだと信じて、日常的に使用していると逆に健康を損ねてしまうことにもなりかねません。
ですからオーガニックなクリーニング方法などに変えて、なるべく不調のトリガー
となるケミカル薬品を身の回りから減らすことも大切です。
特に寒い季節は換気も怠りがちです、、、空気の入れ替えをこまめにする、
風通しをよくするという基本的なこともどうか忘れずに!
何百年も前の時代から私たちの目に見えないバクテリアやウィルス、
そしてエネルギーまできれいに浄化してくれる心強い浄化術、是非お試しください^^
自然療法スペシャリスト
石綿めぐみ
※メディカルスモークによるスマッジングは、ハーブ(ホワイトセージ)に火を付けてすぐに炎は消して燻し煙だけにしますので換気に注意が必要です。火災報知器のそばでは行わないようにしてください。また、呼吸器系の疾患のある方のそばや小さなお子様のいらっしゃる場合も十分ご注意ください。
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