SAD症状改善&予防に知っておきたいミニ知識
生き物の活力に欠かせないオーガニックな万能薬ともいえる太陽!
1日にどれくらい太陽光を浴びればいいのかは、その月と場所によって異なりますが夏場以外では平均して約10〜20分くらいでOK。
身体のどの部分でもOKですが、ビタミンDが作り出されるには太陽光の紫外線が必要なので日焼け止めを塗っていない状態やサングラスなどUVカットガラス越しではない状態が好ましいです。
シミやしわなど紫外線からの肌ダメージが気になる方も、脚や手のひらなどであれば太陽光にあてやすいのではないでしょうか^^
(※肌が赤く炎症を起こすほど紫外線を浴びることは、皮膚がんのリスクを高める恐れもありますのでご注意ください)
また、太陽光を浴びることが出来ない方や、秋〜冬場の日照時間が短くなる時期はビタミンDをサプリメントや食事から摂取したり、太陽光と同じ人口光線を浴びる Light Therapy 光療法もよいでしょう。
ビタミンDを含む食べもの・・・さんま、さば、鮭、舞茸や干し椎茸など
(※食物アレルギーをお持ちの方はご注意ください)
ビタミンDの1日当たり安全な上限は(参考文献厚生労働省)18歳以上の方で 5.5 ㎍、妊婦の方は7.0㎍、授乳中の方は8.0㎍とされています。
太陽光を浴びて私たちの身体で生成されるビタミンD量は自然と制限することができるので過剰に作られる心配はありませんが、サプリメントでビタミンDを摂取する場合は過剰摂取にならないように注意が必要です。
(※過剰摂取により副作用症状が出る可能性もありますのでご注意ください)
他にも日光浴/ビタミンD摂取と合わせて、
飲食で身体に刺激になるものの摂取を控える・・・
コーヒーなどのカフェインを含むもの、砂糖、プロセスフード、ジャンクフード、アルコール、たばこなど
定期的に適度な運動をする・・・ヨガ、ウォーキング、ランニングなど
これらも私たちの普段の生活の中に同時に取り入れることで、さらに心身によい変化がみられるでしょう。
そして自然療法(ホメオパシー療法、薬草ハーブ療法)はSAD症状の改善に有効なトリートメントとしてもおすすめです。
季節の変わり目に起こる心身の不調は、私たちの身体の声(SOSサイン)である種の自然に起こりうる現象でもあります。
日光浴や美味しい旬の魚やきのこ料理など秋冬シーズンの過ごし方を少し工夫するだけで、健康維持や症状の改善に繋がります^^
自然療法スペシャリスト
石綿めぐみ
※セルフケアをしても改善がみられない場合は、速やかに医師の診断や検査を受けるもしくは専門家へ相談されることをおすすめいたします。また、妊娠中の方、授乳中の方、持病をお持ちの方、処方薬を摂っている方、精神疾患をお持ちの方は自己判断でサプリメントや自然療法などのセルフケアを行う前に必ずかかりつけの医師やセラピストに相談するようにしましょう。
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