新年度になりました、新しい環境に身を置いている方も少なくないと思います。いつもと違う環境に置かれると、誰しも大なり小なりストレスを感じるものです。この時期しっかり栄養のあるものを食べて乗り切りたいものですね。
食べたいものからわかる不足栄養素
皆さんは無性に何かが食べたくなるという経験はありませんか?甘いものが無性に食べたくなったり、しょっぱいものが食べたくなったり一度はあると思います。
これらの現象は、体の中で不足した栄養素があって、それを補うために起きるといいます。
栄養士としてお恥ずかしいですが、私もチョコレート菓子を一袋食べてしまって後で後悔…なんて経験もあります。
甘いものが食べたいとき
甘いものが無性に食べたいときは、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素の何かが不足していると言われています。また、ストレスを感じているときにも甘いものが食べたくなります。これは抗ストレスホルモンである「セロトニン」(幸福ホルモンとも言います)を分泌しようと、糖分を体が欲するからだと考えられます。
しょっぱいものが食べたいとき
しょっぱいものが食べたいときは、いわゆるミネラル不足だと言われています。特にカリウムやナトリウムの様にお互いに細胞の浸透圧に作用し、体内の酸・アルカリ平衡の維持などに関わっているミネラルが不足していると起きる現象と考えられています。
体が疲れているときに食べたくなる玄米ご飯
私は、前述したように頭を使ったときにはチョコレートがものすごく食べたくなることがあるのですが、他にも妊娠中だった時や夏バテした時、仕事や家事で疲れた時体が欲する食べ物があります。
それが「玄米ご飯」です。
玄米には、ビタミンB1、マグネシウム、食物繊維が多く含まれていて、ビタミンB1、マグネシウムは白米と比べ約5倍、食物繊維は約6倍です。
ビタミンB1の主な働きは糖質のエネルギー産生に関わる補酵素で、ご飯やパンなどでいくら糖質を摂取していてもこのビタミンB1がなければエネルギーにはなってくれません。このビタミンB1が不足していると非常に疲れやすく、浮腫の原因になったり最悪四肢の知覚まひなど神経系に異常をきたします。
玄米ごはん・カフェじょじょさんに行ってきました
自分では気づかなくても、人は日々ストレスを感じどこかで解消しない限り疲れも貯まるものです。私も一仕事終え、「玄米ご飯が食べたいなぁ」と思うとき疲れがたまっているのかな?と自己判断をしています。
今回も玄米ご飯が食べたくなって、以前から気になっていた「玄米ごはん・カフェじょじょ」さんに行ってきました。
札幌市の中でも小樽に隣接している手稲区にあります。高台に立地されていて、天気が良いと眺めもとても良いロケーション。当日は残念ながら雪交じりの雨でしたが、天気が良いときは小樽までのドライブの途中にランチというコースもお勧めです。
本格マクロビ料理も味わえる本格オーガニックカフェ
メインのおかずもすべて雑穀からできたマクロビ料理も楽しめるメニューになっています。パンなどに使用されている小麦、玄米や白米も北海道産を使用していて地産地消にも力を入れられているという印象を受けました。味付けも天然醸造の調味料、デザートのケーキ以外には砂糖を使っていないというこだわりです!
私は今回肉か魚のおかずがつくAセットを頼みました。
本日のメインはシュウマイでした。玄米には小豆などの豆類も入っていて、食べごたえもばっちり!シュウマイとも食べ合わせもよくあっという間に完食でした。お野菜も道内産がメインでとてもおいしかったです。
疲労した体に嬉しい玄米ランチでした。毎週木曜日には、有機野菜を販売している「北のやさいや Veggie Shop あさだ」さんが野菜の販売もされています。お近くで有機野菜をお求めの方には木曜日がねらい目です。