こんにちは。
ジェロントロジスト・美容家の宮地祥子です。
や〜っと梅雨が明けて、日本の夏本番!ですね。
この間まで肌寒くて長袖を来ていたのがウソのよう。
蒸し暑い〜!日本の夏がやってきました。
こんな時、遊びに行くのに気になるのが紫外線。
そしてベトベトする汗、エアコンによる肌の乾燥など。
肌は、いつもストレスにさらされています。
こんな時、オーガニック女子は肌をどう守りますか?
肌を守るちょっとしたコツを紹介していきます。
オレンジジュースは外出後に
朝人参りんごジュースを作ってます。
朝はデトックスの時間ということで、ジュースからゆっくりと胃腸を動かすように、ビタミンやミネラル・酵素を摂取する。そのおかげか、風邪をひいておりません。
朝外出前にオレンジジュースを飲む方も多いのでは?
ビタミンCが豊富だからと外出前にオレンジジュースを飲んだり、レモン水を飲む。フレーバーウォーター流行ってますね。実は逆効果です。
オレンジやレモンなどの柑橘類には、ソラレンという紫外線の感受性を高めシミができやすくなる成分も含まれています。
他にも、セロリ、春菊、みつ葉、パセリにもソラレンは含まれています。ソラレンには光毒性があり、一度にたくさん食べて日光を浴びると紫外線の影響を受けやすくなり、シミができやすくなってしまうというわけです。
特にアウトドアに出掛ける日や外を歩く時間が長い時は、これらの食品を食べるのは避けるようにしたほうがいいです。
これらの食品は、日焼けの後に食べると良いものばかり。
つまり、抗酸化でさびたお肌を美白にという食べ物ばかりです。
日焼け止め手作りはNG
無添加だから、原材料が揃うからと、手作りの日焼け止めを紹介している方を時々見かけます。
これは、SPF(紫外線B波による肌へのダメージを遅らせる時間の目安と考えてください)で表すと、混ぜた分量に対して期待するSPF数値よりも、実際はかなり低くなります。
なぜかと言いますと、日焼け止めに限らずコスメは様々な原材料を攪拌したり熱したり安定させたりと化学反応を用いて作られています。攪拌一つとっても、自家用のミキサーと工場で一定の温度で攪拌をするのでは全く精度が異なります。また、うまく攪拌できても、それを安定させる技術が必要です。
長時間の外出の時は特に、市販の日焼け止めをこまめにムラなく塗ることをお勧めします。
日焼け止めの使い方
日焼け止めについては、オーガリーでも多数紹介されていますので、ぜひ他のライターさんの記事を参考になさってみてください。
大切なことは、ムラなくこまめに塗ることです。
日焼け止めは、衣類で擦れただけでも表面が取れてしまい、肌表面に塗りムラができることになります。これにより、日焼けしやすい部分と日焼けしにくい部分が肌にでき、そのまま日焼けしやすい部分は肌のダメージが進みます。
ぜひ、こまめに塗ってみてください。
そして、使い終わったら、必ず洗い流すことです。洗い残しがあると酸化した皮脂と混ざり合って毛穴に詰まり、肌荒れの原因にもなります。
日焼け止めはメイクをしているということをお忘れなく。
ウォータープルーフなどの日焼け止めの時は、メイク用クレンジングを使ってしっかり洗い流してください。
飲む日焼け止めでバッチリ?!
最近飲む日焼け止めサプリメントが増えていますね。
画期的な商品です。
ただ、飲んだから全く日焼けしないというものではありません。
日焼け止めと同じく、日焼けを遅らせるものだと考えてください。
ある商品では、エネルギー換算するとSPF3程度の数値だったという結果を皮膚科医さんが発表していました。
エアコンから守るスキンケア
紫外線や汗のみならず、エアコンによる乾燥と外気との気温差によるストレスも肌は受けています。そして、気温差により自律神経も乱れやすい時。
湯船に浸かって全身温まる時間を設けるとともに、しっかり汗や日焼け止めを洗い流す、お風呂上がりに保湿スキンケアをすることが大切です。夏は暑いからとシャワーで済ませずに、しっかりと湯船に浸かりましょう。
また、体を冷やさないことが大切。ウエスト、首、手首、足首の4つの首は、エアコンの効いた部屋では露出しすぎないように。ストールやカーディガンなど1枚羽織るものを持参するのもお勧めです。
4つの首は、神経や血管も集まる場所です。冷やさずに流れを良くすることが美肌のためにも大切です。
楽しく日本の夏を過ごそう
いかがでしたか。
暑い夏が続きますが、外出時には、日焼け止めに帽子、サングラス、日傘、飲む日焼け止めなどライフスタイルに合わせて使いこなしてみてはいかがでしょうか。
スキンケアもバッチリ、美肌な夏をお過ごしください。