こんにちは。
ジェロントロジスト・美容家の宮地祥子です。
少し暑く汗ばむ季節になってきましたね。
日本は四季があって、それに合わせて気温や湿度、紫外線量も変わるから、肌コンディションも変わりやすい。
でも、そんな変化を楽しみながらスキンケアコスメやヘアケアコスメも選んでいきたいですね。
今回は、シャンプー難民だった私が、美髪の作り方といわゆるオーガニックシャンプーの落とし穴についてご紹介します。
シャンプー難民だったころ
コスメについては、肌はさほど弱くもなく、何でも試せるほうです。
が、しかし。
シャンプーは、変わると頭に湿疹ができたり、汗ばむ季節になると頭皮がかゆくなったりします。
オーガニックの、アミノ酸のシャンプーがいいからと、ボトルを使い切っては、新しいものを使っていたころ、某オーガニックシャンプーAや某オーガニックシャンプーBに出会います。
某オーガニックシャンプーA:オーガニック認証はなし。
植物・自然由来を謳い、世の中ではかなり売れているようで、もう10年以上のベストセラー。
某オーガニックシャンプーB:オーガニック認証取得。有名スキンケアブランドの中のヘアケア製品。
某オーガニックシャンプーAを使用し始めると、頭中に湿疹。
毎日使えば使うほど、頭中に増えていきました。始めは、シャンプーのすすぎ残しかと思っていたのですが、そんなレベルではない様子。あまりにもひどかったので、使用を止めたら、湿疹も治まりました。
某オーガニックシャンプーBを使用した時は、頭皮に10円玉大のはげが3つくらいできる。これにはびっくり。シャンプーの使用をやめたら、治りました。このブランドは、スキンケアシリーズはお気に入りで、トラブルなく使えてます。
ここから、私のシャンプー難民としての成分チェックが始まるのですが、結果、よくわからない・・・。
もちろん、絶対NGの成分もいくつかはあるのですが、成分OKでも頭皮が荒れることもあるんです。
だから、一つ一つ試してみないと自分の頭皮にあうかどうかわからないのです。
オーガニックシャンプーの落とし穴
ただ、私が昔勘違いしていて、今も多くの人が勘違いしているようなのが、オーガニックシャンプーについての頭皮への安全性について。
植物由来成分〇%だから、自然由来成分〇%だから、オーガニック認証だからというのは、頭皮への安全性を示すものではないうことです。
そもそも、オーガニック認証は、コスメについては配合されている成分やオーガニック認証成分を〇%以上配合していることなど規定があり、それをクリアしたコスメがオーガニック認証コスメとなります。たとえ、配合されている成分一つ一つについて、肌への安全性が高いものでも、それらを配合したシャンプーとしては、
肌への安全性≒オーガニック認証
私の頭皮にOKなオーガニックシャンプー
もちろん、オーガニックで頭皮にOKなシャンプーも多いです。
そして、オーガニック・アミノ酸でなくとも、私の肌に合うシャンプーも多いです。
自然由来でも、ケミカル成分でも、サイエンス成分でも、肌に合うものもあれば合わないものもあり、そしてそれらをブレンドした場合には合うもの、合わないものがあります。
ですから、昔お付き合いで買った某ネットワークビジネスのシャンプーは、ケミカルだけど頭皮に優しくて、洗い上がりも良かった。ただ、ネットワーク苦手で継続はしませんでした。
オーガニック系シャンプーで、最近頭皮にあったのは、こちら。
ニュージーランドから上陸の固形シャンプーバーエティーク。
プラスチックレスを謳う、固形バータイプのシャンプーです。
シャンプー難民、頭皮は荒れずに、洗い上がりしっとりでした。
エイジングしながら美髪を作るために
そもそも、シャンプーは何のためにするのか。
頭皮の汚れを取り除いて、健やかな髪を保つため。
若いころはそれでよかったのですが、ジェロントロジストとしては、エイジングも意識したいところ。
女性は、40歳前後から女性ホルモンの急激な減少が始まり、肌にも変化を感じるように、髪にも変化が出てきます。
髪のハリ・コシ・ボリュームにプラスして、白髪やうねりも気になってくる。これらは、まったくなかったことにはできないですが、悪い生活習慣で加速させてしまうことは多々あります。
やはり、規則正しい生活で十分な睡眠、栄養バランスの摂れた食事、適度な運動の日々の積み重ねが大切です。
プラスして、ヘアケアには、
1.シャンプー前にブラッシング
スカルプオイルで頭皮の皮脂汚れを取り除くのもいいですね。ブラッシングは、髪の生える方向とは逆に行うことで、汚れも落ちやすくなります。
2.頭皮マッサージ
そして、頭皮をマッサージして血行を促進。
頭の老廃物を流して、血行を促進することは、抜け毛や白髪の予防にも繋がりますよ。
3.予洗
シャンプーを少量、またはぬるま湯のみで頭皮を洗い流します。実は、この予洗で頭皮の皮脂汚れや毛穴の汚れ、髪の毛についた汚れなどのほとんどが落ちやすくなります。
4.シャンプー
しっかり泡を立ててから頭皮を包み込むように指の腹でマッサージ。
決して、頭皮で泡立てを行わないことです。泡立てを頭皮ですると、摩擦で髪が傷む原因に。
そして、しっかりすすぐこと。すすぎが足りないと、シャンプーが頭皮についたままで、頭皮が荒れる原因に。
5.コンディショナー
コンディショナーは、髪にしっかりつけて、少し時間を置きましょう。製品の説明書を良ーく見ると、〇分経ってから洗い流してくださいと書かれていることが多いですよ。美髪成分をしっかりと髪に浸透させてから洗い流しましょう。
6.ブロー
ドライヤーは、30センチ以上離して、しっかりと乾かしましょう。濡れた髪のまま寝てしまうと、髪が傷みます。
いかがでしたか。
ちなみに、私は43歳。
この髪のツヤに驚かれます。
規則正しい生活、特にグルテンフリー、乳製品フリーの生活を始めてから、髪が変わりましたよ。
髪のハリ・コシ・ボリュームが戻って、健やかな地肌です。
シャンプーを慎重に選ぶとともに、生活習慣で美髪にしたいですね。
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