オーガニックライフは、節約ライフ時短ライフ
オーガニックライフコーディネーターの佐野亜衣子です。
プラスチック袋の有料化やスタバのプラスチックストロー廃止・・・
この1年で、急速に「脱プラスチック」が世界的に進んでいます。
昨年末に訪れたハワイでも州の法律によって、全てのお店で袋が有料化されていました(写真、Whole Foodsの有料袋は生分解可能。さすが!)。
プラスチックの問題
便利で手軽に使える分、手軽に捨てられてしまうプラスチック。
環境に流出してしまったプラスチックが最終的に辿り着くのが、海です。
毎年少なくとも800万t(ジャンボジェット機約5万機分…!!)ものプラスチックごみが、既に存在していると言われる1億5000万tもの量に、次から次へと新たに蓄積されている現状。
(データはWMFジャパンHPより引用)
人工のプラスチックはそう簡単には分解されません。
自然分解されるまでにかかる年月は、数百年。
海に存在するプラスチックは増加の一途で、被害も拡大し続けています。
海の生態系への大きな悪影響
絡まったり摂取したりしてしまうことによって既に約700種もの生物が、傷つけられたり死んだりしてしまっています。
ブーメランの如く返ってくる、ひとの身体への悪影響
マイクロプラスチックと呼ばれる、5mm以下のプラスチック。
海洋中のプラスチックは、分解途中でマイクロプラスチックとなります。
(ちなみに、歯磨き粉や洗顔料などに含まれたスクラブ剤や、合成繊維の衣料から洗濯の際に磨耗して発生するもの、それから流行りのこするだけでキレイになる「魔法のスポンジ」・・・これらもマイクロプラスチック。直接的に海に流れ出ているのです・・・)
マイクロプラスチックが浮遊した海に住む魚・貝・海藻を食べる私たちは、
間接的にプラスチックを食べてしまっていること、もうご理解頂けますよね。
海の恵みと共に歴史を重ねてきた、島国である日本の私たちにとって、大きな大きな問題ではないでしょうか。
身の回りのプラスチックを減らすことはできないかな?
シャンプーにコンディショナー。老若男女が毎日使うものです。
海に流れるシャンプーボトルは年間約800万本と言われています。
何と、ゴミ収集車が1分でいっぱいになってしまう量だそうです
シャンプー・コンディショナーから始めることで、効率的に脱プラスチック!
海洋汚染問題に心を痛め、世界中からプラスチック撤廃を進めるべく始まったニュージーランド発のエシカルコスメブランドがあります。
シャンプーやコンディショナーなどを固形製品にした
ビューティーバーブランドのethique(エティーク)です。
2012年に「GIVE UP THE BOTTLE」を掲げて始まったエティークは、本国ニュージーランドをはじめオーストラリア、アメリカ、台湾などで大ヒットし、今や世界各国で約700店舗を展開。
歌手や女優など海外セレブからも高い支持を得ています。
日本でも2月15日より、全国のコスメキッチンとethicame(エシカミー)にて販売開始。本格的な脱プラスチック革命が、ついに日本でも起ころうとしています!
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